スカイアースの下村選手がトレーナーに そらがパーソナルジムを開設へ
地方創生ベンチャー・そら(米田健史社長)は5月10日、帯広市西2南8にパーソナルジムを開設する。社会人サッカーチーム北海道十勝スカイアースに今春加入した下村司さん(23)が、専属トレーナーを務める。下村さんは「自分の経験を生かし効果あるトレーニングを提供したい」と張り切っている。
下村さんは東京生まれ。桐蔭横浜大を経て昨シーズンは、ヴィアティン三重に所属。FWで左足からの多彩なキックなどが持ち味。3月に十勝入りし、スカイアースの紹介で16日、チームのスポンサーでもあるそらと雇用契約を結んだ。
そらは新型コロナウイルスを背景にした健康増進ニーズの高まりを受け、ジム事業に参入。現役サッカー選手をトレーナーに招聘(しょうへい)し、差別化を図る。本社も入居するビル内に自走式ランニングマシンやパワーラックなどの機器を取りそろえた。
トレーニングプログラムは、ダイエットなどの「ボディメイキング」と、本格的に体を鍛えたい人向けの「アスリートトレーニング」。下村さんが個人の要望に応じて、トレーニングの内容を提案する。月4回(1回60分)、2万6400円から。
米田社長は「スカイアースの期待の選手が指導をするのは珍しい。選手自身、体づくりなどでプラスにしてほしい」と強調。下村さんは「本格的な器具もある。十勝は訪れるのも、住むのも初めて。本業のサッカーで活躍し、十勝のファンの応援に報いたい。交流を図る場にもなれば」と話している。
問い合わせは同ジム(080・2011・4923)へ。(佐藤いづみ)
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