気象庁・帯広測候所のHP一新 市町村別に見やすく
気象庁はホームページ(HP)を一新した。天気予報や発表中の注意報・警報などの防災情報、地震情報を市町村別にまとめて閲覧できる。
気象庁のHPには、台風や大雨・大雪、地震に関する防災情報をはじめ、気温や降雪量といった過去の記録などが掲載されている。
新しいHPは2月24日から閲覧可能になった。刷新後は、管内では十勝地方、または19市町村別に「防災情報」のウェブページを設け、従来は複数のページに分散していた情報の一覧が可能となった。
雨雲の動きや土砂災害・洪水などの危険度分布図といった災害時に必要な情報にたどり着きやすくした。閲覧したい情報を変更できるカスタマイズ機能も設け、以前に比べて閲覧者個人に合った活用ができる。
帯広測候所のHPも合わせて一新。担当した市川真吾技術専門官は「今までよりも地域に根差した情報発信に努めたい」と話している。測候所のHPはQRコード=写真=から閲覧できる。(深津慶太)