ばん馬パンコンテスト結果発表 大賞は「うまろん」
ばんえい競馬にちなんだパンのデザインを公募した「ばん馬ぱんコンテスト」(とかち馬文化を支える会主催)の受賞作が決まり、大賞には芽室町の松岡美華さん(23)の「うまろん」が選ばれた。作品がデザインされたパンは8日の1日限定でとかちむらで販売される。
8、9月に作品を公募し、全国から100点以上が集まった。とかちむらの産直市場でパンを販売する「あさひや」「ちいさな街のパン屋さん」「リスどん」と店舗を構える「ペイストリーストーブハウス」が審査した。
大賞のうまろんは、栗の形をしたばん馬の顔をイメージ。ふわふわとしたパンの中に秋の味覚の栗を使ったマロンペーストを詰める。焼き上がりは馬のようなこんがりとした茶色に仕上がるようにデザインした。うまろんはあさひやが製造する。
各店の「パン屋さん賞」(4点)もあり、馬のお尻をイメージしたチョコレートパンや、帯広競馬場特有の障害をデザインしたパン、蹄鉄(ていてつ)の形のパンも選ばれた。それぞれ、賞のパン店が製造する。
同会の旋丸巴専務は「素晴らしい作品が多く集まった。これを機にばんえい競馬に親しんでもらい、十勝においしいパン屋さんがあることを知ってもらえれば」と話している。(川野遼介)
大賞以外の作品と受賞者は次の通り。(敬称略)
▽あさひや賞=「馬ケツぱんぱん」(横井莉未)
▽ペイストリーストーブハウス賞=「帯広競馬場はぱんぱん良競馬場!」(田村まり子)
▽ちいさな街のパン屋さん賞=「ばていチーズぱん」(後藤麻里子)
▽リスどん賞=「第2障害(summer.Winter)」(大越克俊)