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帯広河川事務所の「ごみマップ」が全国2位に

ごみマップのデザインが評価されたことを喜ぶ川岸計画課長(中央)ら職員

 帯広開発建設部帯広河川事務所が作成した河川でのごみ不法投棄の防止を呼び掛ける啓発資料が、「市民が選ぶ 川ごみマップ大賞」で2位に相当する最優秀賞を受賞した。

 河川敷のごみ不法投棄の実態を広く知ってもらおうと、全国川ごみネットワーク(東京)が初めて企画。7日の川の日に発表した。

 全国の河川事務所が作成した170以上のごみマップが対象となり、大賞には千歳川河川事務所が選ばれた。

 帯広河川事務所の「十勝川ゴミマップ」は、2018年度の不法投棄の件数を基に作成。若手職員の意見を取り入れ、小学生にも分かるマップ作りを心掛けた。不法投棄のごみ処分量を、小学校の教室2クラス分にたとえて図で示すなど工夫をこらした。

 不法投棄は犯罪であることを示す一方、市民と連携した未然防止の取り組みを明記、見やすい表現、優れたレイアウトも評価された。

 同事務所の川岸秀敏計画課長は「受賞は職員にとって励みになる。不法投棄がなくなり、ごみマップを作らずに済むよう活動を続けたい」と話している。(本田龍之介)

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