ぬかびら源泉郷でルピナス咲き誇る
【上士幌】上士幌町のぬかびら源泉郷で、ルピナスが空に向かって花茎を伸ばし、多くの花を付けている。「ノボリフジ」の別名がある色とりどりの姿で、訪れる人を楽しませている。
ぬかびら源泉郷地区の花として受け入れられているルピナスだが、もともとは北米原産の外来種。ひがし大雪自然館によると、20~30年前に観賞目的で人為的に持ち込まれたという。動物のふんなどで種子が運ばれ、群生が移動することもある。
同館向かいの空き地には紫色や薄いピンクの1メートルほどのルピナスが密集。犬の散歩で訪れた人らが、熱心にレンズを向けている。毎年、6月上旬から8月ごろまで咲き続ける。(新井拓海)