広尾 漁協が毛ガニ大釜ゆで実演販売
【広尾】広尾漁協による毛ガニの大釜ゆで実演販売が1日午前9時40分から、町内の同漁協冷凍工場前特設会場で行われた。
冬の味覚・毛ガニを手頃な価格で楽しんでもらおうと同漁協青年部(辻田基樹部長)が主催。毛がに篭(かご)部会(保志光則部会長)が協賛し、2007年から毎年続いている。
今年は約1500杯を用意。早朝から長い列ができたため、同10時の開始を早めた。二つの大釜でカニがゆで上げられ、特大(4300円)から小(1800円)までの4サイズが大きいものから飛ぶように売れた。
14杯を購入した帯広市の自営業小川勝則さん(66)は「広尾のカニはおいしいので10年近く通っている。正月に家族と食べたい」と話していた。数量限定の毛ガニ汁が無料で振る舞われ、歳暮用ギフトセットなどの販売も好評だった。
1週間後の8日は午前9時からシーサイドパーク広尾で「第50回広尾毛がにまつり」(町観光協会主催)が開かれる。(松村智裕)