記念切符と特製パン ナウマンゾウ化石発見50年で道の駅忠類
【幕別】道の駅忠類(小竹淳店長)は、忠類ナウマンゾウの化石発見50周年を記念し、10月5日から記念切符の発行やナウマンゾウの顔をモチーフにしたパンを販売し、節目に花を添える。小竹店長は「ナウマンゾウの化石を見て、その帰りに道の駅にも遊びに来てもらえれば」と話している。
道の駅忠類と忠類ナウマン象記念館では、10月5日から11月4日まで特別展「忠類で発見された化石たち~ナウマン象化石の里帰り」が開催される。北海道博物館(札幌)が保存する47個の化石骨全てが十勝で初公開される。
記念切符はナウマン象の“里帰り”を記念し、道の駅と同記念館で計300枚を配布する。表面には「忠類ナウマン象化石骨発見50周年」の文字が書かれ、裏面では化石骨のイラストと1969年の“世紀の発掘”の様子を紹介する。縦3センチ横9センチ。
道の駅忠類での記念切符発行は、帯広・広尾自動車道忠類大樹インターチェンジの開通(2015年)、十勝ナウマン温泉ホテルアルコの新露天風呂オープン(17年)に続いて3回目。道の駅では買い物客先着200人、記念館では来館者先着100人に配布する。郵送は受け付けない。
ゾウの顔かたどり 1日20個限定販売
ナウマンゾウの顔のパンは、生地で耳や鼻をかたどり、生地に入れた切れ目で牙を、チョコレートで愛らしい小さな目を表現した。忠類小学校の児童が学校農園で育てたカボチャを札幌の円山動物園のゾウに贈る50周年企画にちなみ、パンの中にはカボチャクリームを入れる。1個150円で、1日20個の限定販売。
道の駅の営業は午前9時~午後6時。問い合わせは道の駅忠類(01558・8・3236)へ。(澤村真理子)