十勝の青空イメージのお茶を販売 プロコム北海道
プロコム北海道(帯広)は、プライベートブランド(PB)の新商品として「十勝あおぞら茶」を発売した。近年話題の植物バタフライピーを配合し、お茶にすると見た目が青色となるユニークなフルーツティーで、「十勝晴れ」の青を表現した。発売直後から土産物として売れており、同社は「予想以上」と驚いている。
バタフライピーはタイ原産の花で、アントシアニンの一種の青色色素を含んでいるのが特徴。近年、配合したお茶が全国的に注目されている。
新商品は乾燥パインやパパイヤ、ジンジャーなどを加え、フルーツティーに仕立てた。ノンカフェイン。担当する石畑智永取締役は「普通に飲んでもいいし、アイスのソーダ割りにしてもお薦め。レモン果汁を加えると紫色に変化する」とPRする。5パック入り1袋810円。
同社では女性社員有志が昨年、女性の癒やしをコンセプトにPB「もちょこいの もちょこくないの。」シリーズを立ち上げ。これまでマグカップや手ぬぐいなどを販売している。
新商品は十勝をイメージしたリラックスできる飲み物を作りたいと開発を進め、静岡の茶メーカーに製造を委託した。
8月から売り出したところ2週間で600パックが完売し、1100パック追加製造した。放送中のNHK連続テレビ小説「なつぞら」ラベルもつけた。
石畑さんは「なつぞら効果もあり、土産物として支持してもらっている」と話している。
音更、中札内など6カ所の道の駅、帯広物産協会などで販売している。
問い合わせは同社(0155・20・2656)へ。(佐藤いづみ)