北海道コンサドーレ札幌が帯広で初のチアダンス教室 女子児童80人が参加
北海道コンサドーレ札幌によるチアダンス教室が18日、帯広市内の森の交流館・十勝で開かれた。コンサドーレを応援する「コンサドールズ」のメンバーが直接指導する教室に、管内の女子児童78人が参加。元気いっぱいのチアダンスとともに、笑顔がはじけた。
同教室は株式会社コンサドーレが主催し、今年から道内4カ所で始めた。8月に入って苫小牧、札幌、旭川で開かれ、この日の帯広が締めくくり。コンサドールズが主管し、コンサドーレのオフィシャルトップパートナーであるハードロック・ジャパンが特別協賛した。
教室は2部構成。参加者は小学校高学年と低学年に分かれ、コンサドールズの村田夕奈さん、福井桜さん、瀧口風子さん、湯浅凜香さんの指導を受けた。
1時間をかけて約1分半のダンスを覚えた。このダンスは9月14日に札幌厚別競技場で開かれるサッカーJ1リーグの公式戦、コンサドーレ対ベガルタ仙台の試合前に披露される予定で、児童らが希望すれば大勢の観客の前で踊ることもできる。
幕別町から参加した水野陽(みなみ)さん(10)=札内南小4年=は「コンサドールズのお姉さんたちが優しくて、格好よくて、楽しかった。札幌にも踊りにいきたい」と笑顔。
帯広出身で、コンサドールズのメンバーとして2年目を迎えた瀧口さんは「帯広でこういう機会は少ないので、参加してもらえてうれしい。厚別競技場にも遊びにきてもらえれば」と話した。道内全会場の参加者150人中、半数が十勝の子どもたちだった。
(奥野秀康)