チームラボが来場5万人を達成 帯広美術館の1日当たり来館記録も更新
道立帯広美術館で開催中の体験型デジタルアート展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物達」(十勝毎日新聞創刊100年記念事業、実行委主催)の来場者が15日午前、5万人を超えた。
5万人目の来場者は帯広の鴨川顕治さん(41)と山口千草さん(33)。午前11時ごろに来場し、十勝毎日新聞社広告局の和田郁夫取締役局長から、同展ガイドブックと菓子が贈られた。
帯広美術館で興味のある特別展があるとよく足を運ぶという2人は、「チームラボが帯広に来ると新聞で知って、楽しみにしていた」と話した。
15日はお盆期間も相まって、入館待ちの人の列が建物の外にもできた。「帰ってしまおうと思ったが、諦めなくてよかった」と鴨川さん。5万人目に「びっくり。とてもうれしい」と話す山口さんと、笑って顔を見合わせた。
夏休み中の同展は、来館者数が日に日に増加する傾向にあり、11日には来館者数が2775人に。1991年に開かれた「フランス19世紀絵画展」が持つ1日当たりの来館記録2511人を更新した。
また、夜間開館が行われた12日は3384人、14日は3212人となり、記録ずくめの特別展となっている。美術館の遠藤新理副館長は「令和に入って記録を塗り替えられたことは、とても喜ばしい。今後も親子向けの展覧会を企画していきたい」と話した。
同展は9月1日まで。24、31日は午後8時までの夜間開館を行う。(奥野秀康)
◆チームラボについて
・チームラボ★学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち