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デジタルアート体感 チームラボ展 帯広美術館で開幕 最先端触れる6作品

○△□の上を跳んで遊ぶ「天才ケンケンパ」。床を踏むと音が鳴ったり映像が変化したりして楽しめる(6日午前10時ごろ、塩原真撮影)

 体験型のデジタルアート展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物達」(十勝毎日新聞創刊100年記念事業、実行委主催)が6日、道立帯広美術館(帯広市緑ケ丘2)で開幕した。初日から大勢の家族連れらが詰め掛け、触れることで変化するアートや体験の数々を楽しんだ。

 デジタルアート集団「チームラボ」(東京)によるプロジェクションマッピングなどのデジタル技術。花でできた動物が動く「花と共に生きる動物達」など、五感で楽しむアート6作品を展示している。

 午前9時から開会式が行われ、林浩史実行委員長(十勝毎日新聞社社長)が「デジタルとグローバルという創刊100年のテーマに合致したイベント。AI時代を切り開く最新のデジタル技術を楽しんでもらいたい」とあいさつ。アート展を運営するチームラボキッズ(東京)の西口正人さんが「自由にみんなで創造的な世界を楽しんでほしい」と述べた。

テープカットで開幕を祝う関係者。右から野崎館長、林実行委員長、榛澤さん、西口さん、林会長・主筆(6日午前9時15分)

 林実行委員長、西口さん、十勝毎日新聞社の林光繁会長・主筆、帯広美術館の野崎弘幸館長、帯広花園小の榛澤陽菜さん(6年)がテープカットを行い、開幕を祝った。

 この日は午前9時半の開場を待つ市民ら約30人が列をつくった。展示の滑り台を楽しんだ花園小6年の伏根りなさん(11)は「滑ったら、スーパーボールが跳ねて花火みたいになった」と笑顔を見せた。

 入場者が多い場合、整理券を配布して入場時間の調整をする。会期は9月1日まで。午前9時半~午後5時(最終入場は午後4時半)。月曜休館。チケットは大人1400円、高大生900円、小中生600円。未就学児は無料。(松田亜弓)


◆チームラボについて
チームラボ★学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち

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