十勝ワインバイザー目指し26人受験 池田
【池田】十勝ワインの普及や愛飲者拡大を目的とする「第16回十勝ワインバイザー認定試験」(町ブドウ・ブドウ酒研究所主催)が23日、町田園ホールで開かれた。
年1回実施。今回は神奈川県や愛知県など道外勢を含む26人(男性17人、女性9人)が受験した。同日は試験直前に、同研究所の山岸賢三営業係長による講習会が開かれ、十勝ワインの見識を深めた。
筆記試験は十勝ワインの歴史や醸造など54問が出題された。テイスティング試験では「山幸」「北海道産ビンテージ」「シャトー十勝」の3種類の赤ワインから、ラベル不明の瓶のワインを判定した。試験結果は28日に受験者に郵送する。合格者には証明書とバッジが付与されるほか、希望者には名刺(50枚)を用意する。
千葉県市川市から訪れた無職鈴木博さん(70)は、北海道旅行が趣味で、道内各地の見識を深める目的で各種検定を受検している。今回は十勝ワインの試験を受けるために2泊3日の日程で来町した。鈴木さんは「筆記試験で分からない問題はなかった。テイスティングも答え合わせをしたら正解だった」と話していた。(内形勝也)