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全市連合大売出し 2年連続31億円台

売り上げが好調だった全市連合大売出し(写真は抽選会場)

 帯広商工会議所(高橋勝坦会頭)主催の「年末全市連合大売出し」期間中の売上高(速報値)は31億1405万円で、目標(24億円)を約3割上回った。前年比では2.1%減だったが、2年連続で31億円を超え、過去20年では3番目に高い数字だった。

 2015年にはプレミアム商品券事業と連動し売り上げを37億円台に伸ばした。昨年は31億8520万円だった。

 今年の大売り出しは1~24日、抽選は昨年より1日多い15~26日。参加店は前年より5店減の247店。事務局によると、開始以来、抽選の当選本数の出が前年より少ない状況が続いていたが、最終3日間で追い上げたという。最も当選本数が多かったのは24日で、前年比47%増の5万2563本。最終の26日は24日に継ぐ2万8276本。

 最終的には1等(買い物券10万円、30本)が23本、2等(同1万円、60本)が46本、3等(同1000円、3600本)が2780本、4等(同100円、9万6000本)が7万326本出た。帯商は好調の要因について「期間中、天候に大きな崩れもなく、買い物動向にマイナスに作用しなかったことが考えられる」とする。

 同大売出しは近年、参加店・売り上げ減が続き、14年には10億円を割り込んでいた。(佐藤いづみ)

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