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師走スケッチ「藤丸前でしめ飾り」

しめ飾りがずらりと並び、年の瀬ムードを醸す「年の市」(新井拓海撮影)

 帯広市内の藤丸前で恒例の「年の市」が始まり、買い物客らに年の瀬ムードを感じさせている。池田農園(帯広、池田正幸社長)が今年も手作りのしめ飾りを並べている。31日まで。

 十勝産のスゲ草などを使用し、一つ一つ丁寧に仕上げた。一番人気は定番のしめ飾り「宝掌」。大きさなどで価格に幅はあるが、3000~8000円くらいのものが売れ筋という。

 このほか、限られたスペースでも正月ムードを演出できるリース型正月飾りなど、約60種類を販売。家庭用や会社用など幅広くあり、大安や末広がりの「八」が付く日などに縁起を担いで訪れる人もいる。

 スタッフの池田正樹さんは「クリスマスが終わると一気に正月モードになり、混み合ってくる」と話す。

 池田農園は市内の元祖土・日肉のびっくり市西店(西21南4)でも年の市を開き、25日からは音更町のハピオ(木野大通西7)でも開く。(細谷敦生)

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