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十勝川西長いも収穫始まる

掘り出される十勝川西長いも(1日午前10時ごろ、帯広市富士町)

 十勝管内9JAで生産する「十勝川西長いも」の収穫が1日、始まった。2018年産のナガイモは268戸、561ヘクタールで作付けされ、今秋と来春の2回に分けて収穫する。天候不順の影響で、10アール当たり収量は豊作だった昨年産を下回る見通しだが、平年並みの量は確保できそうだ。今週から全国に出荷が始まる。

 帯広市富士町の高橋宏樹さん(43)の畑では、重機で作った約90センチの溝に家族らが入り、手作業でナガイモを掘り出した。今年は3.5ヘクタールで作付けした。高橋さんは「今年は雨が多く、土が硬くなったためか曲がった形のナガイモがやや多い。ただ収量は平年並み。しっかり品質管理したナガイモを多くの人に味わってもらいたい」と話した。

 十勝川西長いもを集荷するJA帯広かわにしは8月、ナガイモの規格外品を原料とする冷凍とろろ工場を完成させた。規格外品の有効活用によって農家の所得向上が期待できそうだ。
(伊藤正倫)


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JAかわにし 冷凍とろろ工場完成-十勝毎日新聞電子版(2018/08/30)

関連写真

  • 土から掘り出される十勝川西長いも(1日午前10時ころ、帯広市富士町)

    土から掘り出される十勝川西長いも(1日午前10時ころ、帯広市富士町)

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