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停電に負けず営業 広小路でたい焼き店

店舗入り口で商品を提供するたいやき工房

 地震による停電が続いた6日午前、帯広市内中心部では営業する飲食店も。たいやき工房広小路店(西1南8、本間辰郎店長)では、以前店舗内で使用していたプロパンガスの焼き台を使い、来客の注文に対応していた。

 この日は、開店時間の午前10時から店舗前でスタッフが作業に当たり、温かいたい焼きを次々と仕上げていた。多くの注文が舞い込み、昼前には約1時間の待ち時間ができるほど。来客は店が提供する水を飲みながら、出来上がりを待っていた。

 本間店主は「こんなときだからこそ、温かい食べ物を提供したかった。広小路の屋根の下で涼みながら食べ、休むこともできる」と、焼き台の前で額に汗しながら話した。

関連写真

  • 店舗前に一時的に置かれたパイプいすで焼き上がりを待つ来客ら

    店舗前に一時的に置かれたパイプいすで焼き上がりを待つ来客ら

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