スポーツ測定で小学生適性理解 帯広JC
帯広青年会議所(帯広JC、金澤宗一郎理事長)主催の「スポーツ能力測定会in帯広」が16日、帯広市内の帯広の森スポーツセンターで開かれた。十勝管内の小学3、4年生約100人が来場。測定を基に適性スポーツのアドバイスを受け、元プロ選手らからサッカーや陸上、体操の基礎を学んだ。
帯広JCとしては初企画。スポーツ能力発見協会(東京)の協力で、デジタル機器を使って測定。参加した児童は「短持久力」や「視覚反応力」など11項目を測り、適性スポーツが何かが伝えられた。
運動体験も行われ、サッカーはヴェルディ川崎などで活躍した元Jリーガーの野田恭平さん、陸上は帯広出身で元ボブスレー五輪日本代表の桧野真奈美さんが講師を務めた。
吉田陽南さん(川西小4年)は「1年生からバレーボールをやっている。高くジャンプするコツが聞けてよかった」と笑顔。担当の北口英樹・とかちの未来創出委員長は「子どもが自身に合ったスポーツを発見するきっかけに」と話していた。(佐藤いづみ)