立憲民主党道連が結成大会 石川氏は副代表に
【札幌】立憲民主党道連は21日札幌市内のホテルで結成大会を開き、佐々木隆博代表や市橋修治幹事長ら三役と、石川香織副代表(衆院議員、道11区)ら常任幹事会の体制などを承認した。
佐々木代表は、昨年10月の衆院選で道内8人が当選したことに謝意を示し、自治体議員83人、党員1136人とともに体制をスタートさせていくと宣言。「まっとうな政治を実現させるべく、進んでいきたい」とあいさつした。2018年の活動方針として、来年の統一地方選と参院選に向けて党本部や道内各総支部との連携をはじめ、連合や北海道農民連盟などと候補者選考の協議を進めることなどを決めた。
来賓としてあいさつした同党の枝野幸男代表は「昨年の衆院選で、有権者の投票先を確保すべく結党したが、北海道の皆さんには本当に支えていただいている。引き続き、北海道にはエンジン役を担ってもらいたい」と話した。
また、大会後の記者会見で枝野代表は、来年に予定される統一地方選挙での候補者擁立は「道連で検討してもらうのが望ましい」とした上で、参院選については、前回選挙で民進党から2人の候補者を擁立していることを受け「党として少なくとも1人は独自候補を擁立したい」との考えを示した。
続いて会見した佐々木道連代表は「政党の大きな役目は有権者に選択肢を提示すること。次回知事選と、衆院選の空白選挙区の候補者擁立についても準備を進めていく」と述べた。
(浅利圭一郎)