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公立高校出願状況 柏葉1・3倍、三条1・4倍、緑陽1・1倍

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 道教委は29日午前、2018年度公立高校入試の25日現在の出願状況を公表した。十勝管内の全日制、定時制合わせた全出願者数は2568人(昨年当初2620人)で、全日制の倍率は1・0倍。帯広市内の全日制普通科の倍率は帯広柏葉1・3倍、帯広三条1・4倍、帯広緑陽1・1倍だった。全日制、定時制合わせて11校12学科で定員割れがあり、例年同様、町村校の厳しい現状が明らかになった。

 全日制普通科は定員1520人に対し1536人が出願し、倍率は昨年当初と変わらず1・0倍。今年度入試から三条が学級数1減(40人減)となり、出願者数は昨年同期と同じく326人と変わらないが、倍率は0・2ポイント上がり1・4倍と高倍率を示した。

 一方で募集定員に満たなかったのは音更、上士幌、幕別、鹿追、大樹、広尾、本別、足寄。ただ、足寄は14年度から毎年0・1ポイントずつ出願率が増え、近年では最も高い。同校は「地元の中学校の出願者が多くなっている。学習塾や給食など、町の支援も大きい」としている。

 職業科は定員720人に対し、出願者数805人で倍率は昨年当初から0・1ポイント上がり1・1倍。帯広南商業や士幌など5校9学科で出願者数が増えた。高卒者の就職が売り手市場となっていることも影響しているとみられる。

 総合学科は清水が0・2ポイント下げ0・8倍、池田は変わらず1・1倍だった。

 出願変更は30日から2月5日午後4時まで受け付ける。一般入試は3月6日に学力検査を行い、合格発表は同16日。推薦・連携型入試は2月14日に試験を行い、同21日までに合格者に内定を通知する。(松田亜弓)


◆平成30年度公立高等学校入学者選抜の出願状況について
十勝管内の状況(PDF)-北海道教育委員会公式ホームページ

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