12日にも立憲民主道連設立
【札幌】10月の衆院選で道内8人の議員が誕生した立憲民主党は、12日にも道総支部連合会(道連)を設立する。代表には党副代表の佐々木隆博氏(68)=道6区=が就任する。道選管に届け出た後、14日に札幌市内で記者会見し正式発表する。
同党は衆院選で道内小選挙区5人、比例3人が当選した。各選挙区では党総支部を立ち上げる動きが加速し、道1区などすでに5総支部が発足している。道11区(十勝)も8日、総支部設立を道選管に届け出た。来年1月6日に設立総会を開く予定で、総支部長には石川香織衆院議員が就く。
各総支部を束ねる道連の発足に伴い、同党は道内でも本格的な活動に入る。来年3~4月をめどに大会を開き、正式に始動する。
一方、民進党道連は参院議員の徳永エリ氏や鉢呂吉雄氏らが残って活動を継続するが、民進の地方議員などの多くは立憲民主党へ移行する動きを見せており、今後移行手続きが加速するとみられる。(道下恵次)