談らん「がん体験記を朗読する 杉本色津春(しづか)さん」
「いろいろな人に、がん患者さんのことを知ってほしい」。22日午後1時から帯広市内の岡書イーストモール店(東4南16)で開かれる催しで、がん体験記を朗読する。
帯広北高3年で弁論部の部長。当日読むのは清野莉恵さん(札幌)の「15歳で発見、私の白血病」。「病気のことを調べたり、がんを公表して就職活動をしたり。私だったら、こんなに前向きではいられないかも」と感心した。当日、同じく朗読を担当する帯広柏葉高放送局の荒井僚太さん、古井翔太郎さん(ともに2年)にも刺激を受け、練習を重ねた。
高校卒業後は看護学校への進学を目指す。「将来は頼ってもらえる看護師になりたい」。17歳。(松村智裕)