「浦幌部」でまち語ろう 中学卒業生を勧誘 初の歓迎会
【浦幌】子どもを核とした地域づくりを進める「うらほろスタイル推進地域協議会」(門馬孝敬会長)は3月30日、町中央公民館で、町出身の高校生でつくる「浦幌部」の入部勧誘を目的とした歓迎会を初めて開いた。新しい仲間を加えて、5月から新年度の活動を本格化させる。
浦幌部は昨年、中学校時代に「うらほろスタイル(うらスタ)」の授業を経験し高校に進学した生徒が、町内に高校がない中で、浦幌とのつながりを続けて町の活性化に貢献しようと結成した。
歓迎会は、4月に新高校生になる浦幌中と上浦幌中の3年生に向けて参加を呼び掛けた。浦幌部を支える町地域おこし協力隊員ら大人3人と現部員の高校生6人に、浦幌中学校卒業生8人が参加した。
部活動の内容などを紹介、ワークショップも開き、参加者が4班に分かれて「5年後の浦幌はどうなっているか」などのテーマで意見を出し合った。4月から池田高校に通う高橋凌大さん(15)は「浦幌について考えたり、話し合ったりするのが楽しかった」と話した。
同協力隊の立野里奈さんは「浦幌町について考えることに興味のある人に入ってもらいたい。新たな部員とともに、新年度の活動は4月に内容を練り、5月末以降に活動を始めたい」と話している。(関坂典生)