「北の屋台」第５期営業終了 初の大改修 ４月２０日に再開
雪の中、営業する改修予定の北の屋台（３０日）
北の起業広場協同組合（曽我彰夫理事長）が運営する「北の屋台」（帯広市西１南１０）の第５期の営業が３１日に終了し、４月１日から開業以来初の大改修工事に入る。入り口などをリニューアルし、新たな店を加えた上で４月２０日に第６期がオープンする。
今回の改装では両サイドの入り口前看板、電気系統、屋台の壁やトイレの床の一部などを改装する。同組合によると、入り口は茶色を基調にした看板とし、新たに店名と配置図を記した案内看板も設ける。
北の屋台は２００１年７月にオープン。１期３年で店舗を入れ替える。今回は、まちづくり会社「まちづくり元気おびひろ」（藤本長章社長）のインキュベーション事業として出店する豊川純子さんの亜細亜食堂「ポンチセ」、同事業の“卒業生“高橋泰之さんの「琥羊」、餃子バル「行雲」、金谷顕児さんの焼き肉・ホルモン焼「かなや」、佐々木光博さんの居酒屋「おみつ」の計５店が初出店。
リニューアルオープンでは、鏡開きなど振る舞い酒などのイベントも４月２０日午後５時ごろから計画している。同組合の松下博典事務局長は「台風の影響も最小限で済み、今年度の来店者数は昨年度実績（１１万８０００人）を超えそうだ。今回の改装で衛生面が高まり、より安心して来店してもらえる」と話している。（佐藤いづみ）
