「まちなかランチMAP」完成 市振連が無料配布
昼も「まちなか」に来て-。帯広市商店街振興組合連合会(市振連、夷石行夫理事長)は、市内中心部でランチメニューを提供する店をまとめて紹介した「まちなかランチMAP」を初めて作製した。
冊子は南6・7丁目~南11丁目、藤丸の計6エリアの26店を掲載。エリアで色分けし、掲載店のお薦めメニューの特徴や価格などを写真入りで紹介、駅周辺から大通りにかけての地図をつけて掲載店の場所が分かるようにしている。男女のどちら向けか、禁煙かどうかといった情報も載せている。
具体的には藤丸地下1階の「お総菜の味菜」の「気まぐれ膳」(594円)や、西1南10の「Dining&Wineアンナ・アンナ」の日替わりランチ(650円)など。1月から市振連の木川博史事務局長らが実際に店舗を取材しまとめた。全面カラーで折りたたみ式。1万部を作製した。
「まちなかに昼間、人が歩いていない」と指摘されて久しい。帯広商工会議所の調査でも、中心部の昼食時間帯の歩行量は午後7時~同8時の半分以下という地点も少なくない。夷石理事長は「スペースの関係で載せられなかった店舗もある。調査を通じ、昼間にランチを食べられる場所が予想以上に多いことが分かった。ぜひ、昼間も魅力あるまちなかに足を運んでほしい」と呼び掛けている。広小路内の帯広商工会議所まちなか支所などで無料で配布している。問い合わせは市振連(0155・23・6546)へ。(佐藤いづみ)