初の1日2億円台 29日ばんえい発売額
帯広市は29日、同日開催のばんえい競馬の発売額が2億34万5900円になったことを発表した。市単独開催後の1日当たりの発売最高額だった1億9658万4600円(2008年1月2日)を超え、初の2億円台となった。ばんえい十勝広報は「たくさんのファンに支えられての結果」と感謝している。
同競馬の発売最高額は例年、全国の地方競馬場、場外発売所で馬券が発売される「帯広記念」開催の1月2日だが、今回はそれよりも早く、年末最終日の29日の快挙となった。
同日は重賞レースの「第18回ヤングチャンピオンシップ」で4634万8500円と最も馬券が売れ、最終レースの「’16ファイナルカップA1-1・2決勝」も3921万6400円と高額の発売となった。
ばんえい十勝広報は「大井競馬場(東京)で28、29両日に開いたばんえいイベントなど、全国的にばんえい競馬のPRを行ってきた。その周知がネットでの馬券の売り上げに結び付いたのでは」と推測している。
1月2日の帯広記念は全国発売もされる。同広報は「今後もより多くの方にばんえい競馬を楽しんでもらえれば」と呼び掛けている。(大木祐介)
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