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「6屋台まつり」始まる 北の屋台

ホッキなど各地の特産食材が提供されている「6屋台まつり」(巣だっち)

 道内6つの屋台村が特産食材を直送し合って提供する「6屋台村まつり」が10日、帯広市内の北の屋台(西1南10)でも始まった。19日まで。

 昨年は3屋台(帯広、小樽、苫小牧)で3日間の開催だったが、好評を受けて今年は函館、北見、夕張の各屋台も加わり、10日間にわたって開く。

 北の屋台では小樽のシャコ、苫小牧のホッキ貝、函館のイカめし、北見のサロマ湖カキを取り寄せ、店ごとにアレンジして2種類ずつを提供。「サロマ産殻付牡蠣(かき)の白ワイン蒸しカクテルソース」「ほっきと長いもの酢みそ」「いかめしおでん」など珍しいメニューが並び、足を止める客が多く見られた。

 「巣だっち」で「ほっきの天ぷら」を食べた市内の須田勇治さん(73)は「ホッキは生で食べることが多いが、天ぷらもおいしい」と笑顔を見せた。

 北の屋台からは他の5屋台に、ユリ根やナガイモなどの農産物を直送している。(草野真由)

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