七夕まつり飾り市長賞にグループホーム合同チーム
帯広の盛夏を彩る「第62回おびひろ広小路七夕まつり」(帯広広小路商店街振興組合主催)の七夕飾り審査で、最高賞の帯広市長賞に、市内グループホームの合同チーム「「グループfour夢(グループフォーム)」の作品が選ばれた。表彰式が6日、同商店街のまつり会場で開かれた。
広小路に掲げられる七夕飾りは今回、同商店街や市内の福祉施設など計27団体が出品。5日午後に市や商工会議所などが審査会を開いて各賞を決めた。
市長賞を受けたグループフォームは、すずらん(東11南5)、おびひろ栄(西16北1)、愛の家帯広東12条(東12南4)、ワンズホーム(西1南36)のグループホーム4施設の合同チーム。過去に市長賞受賞経験もあるすずらんが、グループホーム協議会の仲間に呼び掛けて初参加した。
作品テーマは熊本地震の被災地へのメッセージ。吹き流しに「ガンバレ クマモト」の言葉を入れ、熊本県のキャラクター「くまモン」と十勝の「ぶたどんまん」の置き飾りなどを作った。4施設で分担し、施設利用者がリハビリを兼ねてコツコツと作り上げた。すずらん管理者の羽喰悦子さんは「利用者も参加するのが楽しみで七夕まつりの話題をしながら作った。4施設で協力して良い作品ができた」と受賞を喜んだ。
表彰式で同組合の河野光雄理事長は「良い作品が多くて採点に苦労した。最近は吹き流しが減ったが、来年はもっとイベントを盛り上げ、中心部のにぎわいづくりに貢献したい」と話していた。七夕飾りは7日夜に撤収する。
(安田義教)
この他の入賞は次の通り。
▽帯広商工会議所会頭賞=養護老人ホーム帯広信楽苑&森の子保育園
▽帯広観光コンベンション協会会長賞=介護老人保健施設あんじゅ音更
▽帯広のまつり推進委員会会長賞=北勝館デイサービスセンター
▽帯広広小路商店街振興組合理事長賞=京屋呉服店(広小路商店街)
▽努力賞=シニアハイツ鳳悠、帯広の森町内会、浅原栄陽堂(広小路商店街)、こうえい(同)、カラサワ靴店(同)
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