各国選手が交流深める 幕別でパークゴルフ国際大会
【幕別】道知事杯第30回記念パークゴルフ(PG)国際大会が19日、PG発祥の地の町運動公園内つつじコース・サーモンコースで開かれた。23カ国から約290人が出場し、交流を深めながらプレーを楽しんだ。
日本PG協会(本部幕別、三井巖会長)が主催し、国際交流などを目的に年1回開催。海外からは今年、韓国、ブラジル、米国などの他、JICA北海道国際センター(帯広)の研修員も含め約80人が参加した。小・中・高校生や外国人混成の3、4人一組でホールを回った。
午前8時からの開会式では三井会長が「言葉の壁を乗り越え、フレンドリーに交流して」とあいさつ、飯田晴義幕別町長が歓迎の言葉を述べた。ケニアのピーター・キイルさんが選手宣誓した。
往年の人気プロレスラーでPG愛好家のザ・デストロイヤー(本名リチャード・ベイヤー)さん(85)=米ニューヨーク州在住=もゲストに招かれ、覆面姿で大会を見学。富山県氷見市から仲間40人と参加した白石末子さん(70)は「発祥の地の幕別を訪れることができてうれしい」と話していた。(眞尾敦)