どんちゃんに妹!? まちマイ更別
村公認キャラクター「どんちゃん」に妹がいるらしい-。村内の一部で以前からこのような噂がささやかれている。調べると、小学3、4年生用郷土学習副読本「さらべつ」の中にいる「プラムちゃん」の存在などが浮かび上がった。
プラムちゃんは、どんちゃんと会話形式で、用語や単元目標などを説明する女の子キャラクター。2002年版から登場している。当時、上更別小の教諭だった石原宏希さん(45)=現・緑南中教諭=が考案。現在も村内に住む石原教諭は「描いたことをすっかり忘れていた」とした上で、「編集委員から頼まれ、軽い気持ちで受けた。キャラクターを通し、地域を身近に感じてほしいとの思いだった」と話す。
村特産のスモモと関係する名に“兄妹のにおい”を感じ、村教委を訪ねた・だが、川上祐明教育次長は「残念ながら、妹ではありません。村や村教委の公認キャラクターではなく、『さらべつ』だけで使っている」と笑顔で否定、今後広める予定もないという。
また、「すももの里まつり」ののぼりなどで使われている女の子キャラ「(仮)すももちゃん」も“怪しかった”が、村観光協会事務局は「2年前にPRポスターの中から誕生し、かわいいと評判になったが、村の正式なキャラではなく、妹の設定でもない」との回答だった。(佐藤いづみ)
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