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ラリーウイーク開幕 北愛国に続々、イベントも

北愛国サービスパークに到着したラリーカーとチーム関係者(14日午前9時15分ごろ)

 ラリー北海道(アジアパシフィックラリー選手権=APRC第5戦、全日本ラリー選手権第7戦)が18日から20日まで、十勝管内6市町を舞台に開かれる。拠点となる帯広市内の北愛国サービスパーク(北愛国交流広場)は14日午前9時にオープンし、ラリーウイークが幕を開けた。

 ラリー北海道は国内唯一の国際大会で、APRCの総走行距離は3日間で1000キロに迫る。14年目を迎える今回は新たに、池田町内の舗装林道での競技が加わる。今年はAPRCに23チーム、全日本に38チームがエントリーしている。

 同パークでは同日、各チームがラリーカーや整備に必要な道具を満載した車両を持ち込み、割り当てられたスペースで本番に向けて準備が始まった。16日には明治北海道十勝オーバル管理棟に大会本部が開設、17日からコースの下見走行と車検が始まり、18日午後4時45分に同パークで競技を開始する。(丹羽恭太)

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パークで大食い 挑戦者求む ピット見学会も 
 大会期間中は同パークなどでさまざまなイベントが用意されている。

 食関連では、昨年初開催されて盛り上がった「大食いトライアスロン」が注目される。市内の飲食店イージーダイナー7026が、「十勝産食材にこだわって考えた」(立石貴裕代表)という“メガ盛り”のメニュー3品を、3人一組で完食する時間を競う。優勝チームには同店の1万円相当の食事券が贈られる他、全参加チームに商品が用意される。

大食いトライアスロンで提供するカレーを担ぐ立石代表(右)と、リーキを手にする小笠原代表(左)ら

 メニューはカレー、鶏の唐揚げ、豚丼で、いずれも800グラム~1キロ。カレーには幕別町の小笠原農場で生産した西洋ネギ「リーキ」の素揚げをトッピングする予定で、同農場の小笠原保代表は「リーキは何にでも良く合う食材だということを広く知ってもらうチャンス」と話す。

 参加費1チーム1500円。先着16チーム。申し込みは帯広観光コンベンション協会(0155・22・8600)へ。

 自動車関連では、スラロームや車庫入れなどの正確性とタイムを競う「オートテスト」を初開催。JAF公認競技だが、運転免許があれば誰でも参加できる。

 幼稚園児・小学生限定のサービスパーク見学会では、出場チームのピットを見学でき、ラリーカーやチーム関係者と間近に触れ合える。申し込み・問い合わせは同協会へ。

 同パークの他、足寄、本別の道の駅に設けられるラリーパークでも出場車両を間近に見られる。また、市内藤丸前で行われる沿道応援では、モータースポーツグッズが当たるクイズもある。

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