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北洋漁業対策で十勝でも会議 拿捕解決後に聞き取りなど

流し網漁禁止の対策を確認した濱崎局長(右)ら十勝総合振興局幹部

 ロシア200カイリ水域でのサケ・マス流し網漁禁止問題で、十勝総合振興局は26日、第2回北洋漁業対策十勝地方本部会議を開いた。十勝管内で関係する2隻(2漁協)について、漁法転換などの支援策を検討することを決めた。

 本庁の対策本部会議を受けて、濱崎隆文局長(本部長)ら幹部が集まった。

 同流し網漁には、管内から広尾、大樹の両漁協の各1隻が出漁していた。関連する加工業者はないため、対策は漁獲減と雇用対策に限られる。同局は両漁協や船の関係者らから聞き取り調査を行い、漁をやめることはなく、漁法転換を検討する方針を確認した。

 ただ広尾漁協所属の船は現在、ロシア当局に拿捕(だほ)されているため、帰国後に改めて聞き取り調査を行う方針。同局は「拿捕問題が解決してから支援対策を具体的に検討していきたい」としている。
(小林祐己)

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