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マスターズ道大会男女総合34連覇 帯広スイムパル

総合34連覇を飾った帯広スイムパルのメンバー。前列右から4人目が鈴木勝代表

 水泳の帯広スイムパル(OSP、鈴木勝代表)が第82回JSCA北海道ブロックマスターズフェスティバル(8月2日・野幌総合運動公園総合体育館プール、日本スイミングクラブ協会北海道支部主催)で団体の男女アベック優勝を果たし、男女総合の連覇を34に伸ばした。男子200メートルメドレーリレー160歳以上など団体と個人の11種目では道記録も更新し、鈴木代表は「40連覇を目指して頑張りたい」と意気込んでいる。

 OSPは1996年にマスターズ大会出場を目的に発足。2003年6月の第49回大会から男女総合優勝の座を譲らず、その後06年からは男子総合と女子総合も制し現在まで完全優勝を続けている。

 選手は2月の第81回大会終了後すぐに今大会に向けたメニューに切り替え、調整を続けてきた。今大会のスタート台は従来と異なり、クラウチングスタートができる(台の後部がせり上がった)ハネ付き仕様だったため、大会1週間前にはハネ付き台のあるプールで練習も行い本番に備えた。2種目で北海道記録を更新した桑山和代(60)=帯広=は「ハネをうまく使えたのでいいタイムが出た」と語る。

 団体競技では女子が8部門中6部門で1位になるなど大活躍。200メートルメドレーリレー240歳以上で優勝したリレーメンバーの高野華寿江(53)=同=は「引き継ぎ練習を何度もやってきた。そこで強さを発揮できた」と振り返る。

 終わってみれば2位に141点差をつけての男女総合連覇だったが、2位の札幌YUCHOが年々OSPに迫る勢いで参加者数を増やしていることをチームは警戒する。鈴木代表は「チームとしての一体感も高めながら、若い人を中心に仲間を増やしていきたい」と話し、さらなる連覇を目指す。

 OSPは随時会員を募集している。入会や見学、体験の問い合わせはホームページからメール(hayasaka@pepeso.jp)で行うか、帯広の森市民プール・スインピアでの練習(毎週月曜日午後7~9時)を直接訪れてもよい。(村田壮一朗)

<今大会の主な成績>
◇団体成績

▽総合
(1)帯広スイムパル673点
(2)札幌YUCHO532点
(3)スコーレ千歳247点
▽男子
(1)帯広スイムパル328点
(2)札幌YUCHO238点
(3)スコーレ千歳193点
▽女子
(1)帯広スイムパル345点
(2)札幌YUCHO294点
(3)サンシャイン117点

◇北海道新記録樹立者(帯広スイムパル関係分)
【男子】
▽55歳以上背泳ぎ50メートル=鈴木勝35秒54
▽同同100メートル=鈴木勝1分17秒67
▽45歳以上平泳ぎ50メートル=三反崎順也35秒36
▽160歳以上メドレーリレー200メートル=氏寛太郎、藤田仁、中山仁、井口健作2分3秒34

【女子】
▽60歳以上個人メドレー200メートル=桑山和代3分33秒70
▽同平泳ぎ50メートル=桑山和代46秒86
▽55歳以上バタフライ200メートル=勝浦和江3分57秒39
▽50歳以上同50メートル=桜田幸子39秒69
▽40歳以上平泳ぎ200メートル=稲垣久未3分22秒83
▽30歳以上バタフライ200メートル=池田詩織3分16秒12
▽同同100メートル=池田詩織1分25秒17

◆個人賞・スプリント賞
◇平泳ぎ50メートル

▽男子65歳以上=船津民郎48秒45
▽同45歳以上=三反崎順也35秒36
▽女子60歳以上=桑山和代46秒86
▽同50歳以上=高野華寿江44秒88
▽同30歳以上=本郷碧39秒94

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