本別ひまわり迷路開幕、家族連れなど歓声
【本別】町民有志による手作りイベント「本別ひまわり3000坪迷路」(本別ひまわり愛好会主催)が9日、町美里別東中で始まった。子供たちや家族連れ、観光客らが大勢訪れ、満開となったヒマワリの迷路を楽しんだ。16日まで。
約1・5ヘクタールの迷路会場では5月下旬に種をまいたヒマワリが約2メートルに育ち、鮮やかな黄色い花がじゅうたんのように満開。来場者は早速、全長約2・5キロの迷路に挑戦した。わずか15分でゴールする人がいる一方、途中で迷って引き返すなど悪戦苦闘する人もいた。
釧路市の会社員有田昌哉ん(40)一家4人は道東道を利用して会場入り。初めて迷路を経験した中学1年生の長男明玄君(12)は「思ったより難しくて迷ったが楽しい」と話した。
午前10時15分から特設ステージで行われた開会式では、同会の背戸田利光代表が「目標は3万人。何度も足を運んで楽しんでください」とあいさつ。地元の義経太鼓が勇壮な演奏を披露し、開幕を盛り上げた。
開場時間は午前9時~午後5時。会場への入場は無料だが、迷路(トラクター幌馬車含む)は高校生以上200円、小・中学生100円。期間中、ポニーの乗馬体験やちびっこ縁日、熱気球の搭乗体験などが行われる他、特設ステージではカラオケ大会や歌謡ショーが開かれる。(鈴木裕之)
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