町中が花で彩り しかおい花フェスタ開幕
【鹿追】鹿追町内をたくさんの花々で彩る「2015しかおい花フェスタ」(町「花と芝生の町づくり」推進協議会主催)が4日、開幕した。町内のガーデニング愛好者が丹精込めて育て上げた庭やコンテナガーデンが町中にあふれ、来町者を楽しませている。26日まで。
2003年に始まり、今年で13回目。個人宅8軒や福原記念美術館、週末カフェ、町民ホール、東瓜幕パーキングなどの事業所、公共施設の計15カ所がオープンガーデンとして自由に見学できる。また、アートロード商店街に並ぶコンテナガーデン115個のうち43個が一般町民の作品。工夫を凝らしたオリジナリティーあふれる寄せ植えとなっている。
町内外のガーデニング愛好者らが訪れ、個人宅などで一般開放されているオープンガーデンで色とりどりの花を楽しんでいる。
井上ユキ子さん(71)はオープンガーデン初参加。以前はオンコ(イチイ)やツツジ中心の日本庭園風だったが、4年ほど前から自身の茶道や華道で使用する花を植えてきており、カラフルな花々に「自分の思いのままに楽しんでいる」と話す。
矢萩悦子さん(66)の庭では赤いつるバラの「ドルトムント」で塀一面がびっしりと覆われている。「3月中旬に苗作りを始めた。花は例年よりも1週間くらい早めに咲いている」と話している。
オープンガーデンは午前10時~午後4時。開催場所を示したマップはしかおい、うりまくの2カ所の道の駅と町役場、経済交流館「ほほえみプラザ」で配布している。問い合わせは町建設水道課花係(0156・66・4033)へ。(大野篤志)
◆しかおい花フェスタについて
・2015しかおい花フェスタ 開幕です。-鹿追町公式ホームページ