撮影中に墜落か? 糠平湖タウシュベツ川橋梁近くでドローン発見
【上士幌】糠平湖にある旧士幌線タウシュベツ川橋梁(きょうりょう)付近で、無線操縦の小型無人機「ドローン」が墜落した状態で見つかった。機体には小型カメラが取り付けられており、同橋梁を撮影中に墜落し、そのまま放置されたとみられる。
町内のNPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの河田充代表の知人が、4月28日に発見した。河田代表によると、機体は雪解け後の地面から見つかっており、昨秋ごろに墜落したとみられる。
同橋梁付近では昨年から橋の撮影にドローンを使うケースが数件確認されていたが、「墜落したとの事例は聞いていなかった」(河田代表)。同センターでは近く廃棄物として回収し、処分する予定という。
ドローンは上空からの撮影用に活用が広がっている一方、同22日には放射能マークのシールが付いた容器を搭載したドローンが、首相官邸屋上に墜落・放置される事件も発生した。
プライバシー侵害を含む悪用や事故の危険性も指摘されており、利用のモラルが改めて問われそうだ。
(小縣大輝)