中島啓太さん優勝 裸カーリング
自らをカーリングのストーンに見立て、水着姿でゴムチューブに乗って距離を競う「夢の裸カーリング」の決勝が8日、おびひろ氷まつりの夢の北広場会場で行われた。前日の予選を勝ち抜いた10人が、優勝賞品のハワイ旅行めがけて氷上を滑り、帯広の会社員中島渓太さん(29)が優勝をつかんだ。
前日の予選では、十勝管内や大阪、ハワイなどから男性15人、女性6人の21人が出場。上位8人と女性枠として成績上位2人の10人が決勝に進んだ。
決勝では、雪がちらつき気温が氷点下1・5度と冷え込む中、出場者は寒さをものともせず、大きく助走をつけてダイブ。雪の影響で記録が伸び悩む中、予選を22・3メートルで1位通過していた中島さんが20メートルの好記録をたたき出した。200人以上の観客からは大歓声と拍手が湧き起こった。
陸別のしばれフェスティバルに参加した後、寝ずに来たという中島さんは「(勤務先の)北海道銀行がカーリングで活躍しているので、自分も頑張ろうと思った。また来年も挑戦したい」と話していた。(松田亜弓)
◆この記事の写真はこちらから購入できます
・中島啓太さん優勝 裸カーリング-かちまいフォトサービス