シチューなど新商品4品発売 JA中札内村
【中札内】JA中札内村(山本勝博組合長)は村特産の枝豆などを使ったシチューとせんべい、おかき、ドーナツの4品を商品化し、村内の直売所(村東1北8、農産物加工処理施設内)などで発売した。
新商品は「えだ豆シチュー」と「えだ豆せんべい3姉妹(小判、まがり、クラッカー)」、「おかき三姉妹(えだ豆、きなこ、あんこ)」、「えだ豆ドーナツ」。
産直売所中札内店は午前10時半~午後5時、無休。帯広市内の北海道ホテルや十勝川温泉国際ホテル筒井などでも販売している。問い合わせは同JA販売促進部(0155・67・2119)へ。(小寺泰介)
新商品は次の通り。
<えだ豆シチュー>
北海道経済連合会が仲介して、ハウス食品のレトルト製品を作るサンハウス食品(愛知県江南市)が製造。むき枝豆を全体の10%とぜいたくに使い、道産生クリームで仕上げた。210グラム入り、230円。
<えだ豆せんべい三姉妹>
フリーズドライの黒枝豆を使って富良野市の西せんべい店が製造。「小判」(20枚340円)はバターを使用、「まがり」(160グラム340円)には砂糖をまぶしている。クラッカー(160グラム350円)と合わせて3種類が化粧箱に入った詰め合わせ(1140円)もある。
<おかき三姉妹>
北海道米菓フーズ(旭川市)が製造。道産もち米を使用。「えだ豆」(150グラム280円)は枝豆のフリーズドライを粉砕して味付け、鮮やかな色と風味が豊かに出た。村産小豆と大豆を使った「あんこ」(150グラム280円)と「きなこ」(150グラム280円)は塩分で甘さが引き立つ。山本組合長は「2つは珍しい一品」と太鼓判を押す。
<えだまめドーナツ>
深川市で生産した米で作った米粉を原料に使った。甘さ控えめで「枝豆本来の味を楽しめる」(山本組合長)という。180円。6個入りセット(1080円)もある。