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合同納骨塚ほぼ完成 帯広市

ほぼ出来上がった合同納骨塚(金野和彦撮影)

 4月の供用開始に向けて帯広市が中島霊園(市西21北5)で建設を進めていた合同納骨塚がほぼ出来上がった。今後、市の検定を経て完成する。

 合同納骨塚は複数人が共同で使用する墓。少子高齢化や核家族化で墓の継承や維持管理が困難、経済的に墓が持てないといった状況に対応するため整備している。年50体、40年で2000体の納骨を想定している。

 霊園北東の区画にインターロッキングブロックで舗装したスペースを設け、中央に桜御影石の石碑を置いた。石碑の高さは台座を含めて1・2メートル、横幅1・8メートル、奥行き1メートル。石碑の奥に納骨口を設けた。工事は昨年11月から藤山建設工業(帯広、佐藤直樹社長)が始めていた。

 使用できるのは市内居住者や、市内居住経験がある故人の焼骨を持つ人など。料金は使用開始時に使用料6400円と管理料800円の計7200円を支払う。市外在住者が申請する場合は使用料の25%(1600円)が加算される。

 市では3月中旬から、申請に向けた相談を受け付ける予定。市市民環境部は「供用開始に向けて滞りなく準備を進めたい」としている。(伊藤亮太)


◆合同納骨塚について
中島霊園合同納骨塚使用要件等についてpdf-帯広市ホームページ

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