生涯現役誓う 80代の野球審判員田中さん まちマイ大樹編
野球の試合を裁き続けて50年以上。80歳を過ぎた今も、野球人気の復活を願って、生涯現役を誓う。
田中修さん(83)は、1931年大樹町生まれ。22歳のときに趣味で軟式野球を始め、当時は投手として活躍した。30歳の頃、当時町内でソフトボールと野球の試合が多くなり、審判員が少ないこともあり、審判資格を取得した。書店経営の傍ら、町内はもとより広尾や帯広の大会にも出場し、多いときでは年間40試合で審判を務めた。これまでにソフトボールと軟式野球を合わせて1158試合を裁いてきたい。
現在、大樹野球協会の6人の審判員全てが50歳以上と高齢化が進む。野球人気は陰りを見せ、、競技人口も減少している。それでも「体の動く限り審判員を続け、多くの若者が積極的に審判活動にも参加してもらいたい」願っている。
(田中佳行)
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