豆アートでギネス世界記録に挑戦開始 中札内村
【中札内】豆で描く巨大モザイクアートの大きさでギネス世界記録認定を目指すイベントが30日午前、中札内交流の杜(もり)で始まった。参加した有志約50人は赤や白、黒色などの豆を並べ、十勝が舞台の人気漫画「銀の匙(さじ)Silver Spoon」のキャラクターが浮かび上がってくる様子を楽しみながら作業を進めた。
「十勝『世界一』プロジェクト」(真浦綾子代表)主催。住民同士の連携を深めながら、主要産物の豆で十勝を全国に発信するのが狙い。小豆や大豆、黒豆など9種類の豆を使い、従来の世界記録の300平方メートルを上回る500平方メートル(縦25メートル×横20メートル)の絵を描く。
会場のアリーナの床一面に、10センチ四方の袋に詰めた5万袋の豆を配置する場所の設計図が敷かれた。参加者は縦25列に分けられた図案に沿って順番に並べた。「とら豆は煮豆が最高においしい」などと“豆談義”に花を咲かせ、和やかなムードで作業を進めた。
帯広畜産大学の農業サークル「あぐりとかち」の加村莉香子さん(1年)は「作業中は分かりにくいが、上から全体を見ると段々と絵になっている。やる気が出てきた」と手を動かしていた。(高津祐也)
◆十勝「世界一」プロジェクトについて
・十勝「世界一」プロジェクト-公式Facebookページ
・豆アートギネス記録の相馬農高、十勝へ招待 十勝世界一プロジェクト-十勝毎日新聞電子版(2014/08/11)
・顔はめパネル世界最長280メートル ギネス記録に認定-十勝毎日新聞電子版(2014/08/22)
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・豆アートでギネス世界記録に挑戦開始 中札内村-かちまいフォトサービス