石川知裕氏、捲土重来を期して2年ぶりの野遊会
石川知裕元衆院議員(41)は29日、現職時代以来2年ぶりの野遊会を帯広市内で開いた。昨年5月の辞職後、対外的な行事は初めて。石川氏は「石川頑張れと言っていただいている間は、生まれ育ったこの地を離れずに必ず政治活動を続けていく」と、支持者らに捲土重来(けんどじゅうらい)を誓った。
会場の緑ケ丘公園グリーンステージ前広場には、石川後援会や民主党、連合関係者らを中心に2500人を超える人が集まった。
藤浦義弘十勝連合後援会長が「バッジのない石川のためにこれだけ集まり、後援会は健在とアピールできた」とあいさつ。民主党の細野豪志衆院議員が「石川さんをもう一回、国会に戻して」、新党大地の鈴木宗男代表も「仲間として一心同体でやっていく」と述べた。
石川氏は安倍政権について「国家全体が右へ右へと行き、特区法案も大都市中心だ」とし、「特捜部に逮捕され、辞職と厳しい状況が続いているが、不撓(ふとう)不屈の精神でこれからも頑張る」と支持を呼びかけた。(高田敦史)