上士幌は100周年玉入れ 小学校の運動会がピーク
十勝管内の多くの小学校で7日、運動会が開かれた。ここ数日続いた猛暑から一転、肌寒い天候の中、児童たちはグラウンドを全力疾走。家族や地域住民らの歓声を浴びた。
今年で開校100周年の上士幌小学校(伊藤孝志校長、児童209人)では「輝け100周年運動会~新しい仲間と限界まで突っ走れ」をテーマに競技に臨んだ。
開会式で伊藤校長が「(3月で閉校した)北居辺小の児童を迎え入れて、209人で力を合わせて盛り上げて」とあいさつ。児童会会長の賀陽優太君(6年)は「思い出に残り、勝っても負けても悔いの残らないように全力で走り抜けましょう」と呼び掛けた。
アーチを作ってくぐり抜ける速さを競う全校児童による「100周年だよ、全員集合~アーチ競争2014~」では白熱した展開をとなり、チームワークの良さを発揮した赤組が勝利。徒競走や踊り、リレーなどでも、元気いっぱいの姿を見せた。
十勝教育局によると、管内の小学校の運動会は7、8の両日がピークで、7日に音更、士幌、池田など13町村の35校で実施された。8日は帯広市内の24校など11市町村の42校で行われる。(津田恭平)
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