音更川で白濁水 木野樋門付近 フェンス設置
【音更】帯広開発建設部は21日午前、町木野東通4で音更川に接続している木野樋(ひ)門付近の水が白濁しているとの情報が音更町から寄せられ、同樋門を閉めてフェンスを設置した。白濁水の音更川への流出を防ぐため、土のうを積む作業も実施。同町は水が白濁した原因を調査している。
同町によると同日午前、住民から水が白濁しているとの通報があり、職員が現地で確認。帯広開建へも通報し、同開建は午前11時10分に樋門の扉を閉じてオイルフェンスを設置した。正午からは、樋門から音更川の本流へつながる水路出口などに土のうを積んだ。
この場所では昨年5月30日にも、同様に水が白濁する事故があり、水質を調査したところ環境省の環境基準(1リットル当たり0・01ミリグラム以下)を大幅に上回る1リットル当たり0・84ミリグラムの鉛が検出された。
◆音更川で鉛検出について
・音更川樋門で基準値超える鉛検出-十勝毎日新聞電子版(2013/06/01)