元プロ野球西武の三井氏委嘱第1号 とかち観光大使
十勝のPRを目的に新設された「とかち観光大使」の委嘱状交付式が23日午前10時から十勝総合振興局で行われ、元プロ野球埼玉西武ライオンズの選手で足寄町出身の三井浩二さん(40)が第1号の大使として委嘱状を受け取った。大使には52人が就任予定で、3月中の委嘱を目指す。
とかち観光大使は、管内出身者や勤務経験者など十勝にゆかりのある人に十勝の魅力を国内外に発信してもらおうと、これまでの「帯広市観光大使」を発展的に解消する形で発足。52人のうち47人は帯広市観光大使から移行する。
交付式には行政関係者ら約10人が出席。三井さんは十勝観光連盟の大友俊雄会長から委嘱状、十勝総合振興局の橋本博行局長から名刺を受け取った。
三井さんは「東京でも十勝の食が注目されている。野球教室などで全国各地を訪れる機会は多い。十勝の良いところを発信できれば」と抱負を述べた。大友会長は「十勝は食糧基地。観光大使の方々にPRしてもらうことで、多くの方に十勝のおいしいものを食べに来てほしい」と話していた。(土屋航)