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カラマツ梱包材工場本格稼働 本別・双日道与志本

本格稼働した工場でカラマツ製の梱包材を作る社員

 【本別】カラマツ梱包(こんぽう)材製造最大手の双日北海道与志本(よしもと、本社・オホーツク管内大空町、加藤裕司社長)は、町共栄の南地区工業団地内に建設した本別工場(南部和文工場長)を今月から本格稼働させている。

 同工場は昨年12月、約2ヘクタールの敷地内に工場と倉庫、原木置き場、事務所が完成した。同月下旬に機械を調整しながらの試験操業を始め、仕事始めの今月6日に本格稼働させた。

 製造しているのは、町内を中心に調達したカラマツを原料にした梱包材。関東や中京圏に販売され、自動車部品などの輸送に使われる。製造能力は同社工場最大の年間1万5300立方メートルで、3年以内のフル生産を目指す。

 従業員は現在19人。町内を中心に雇用しており、今春までにさらに2人を採用する。工場には9枚の丸のこで角材を板材にする「ギャングリッパー」と呼ばれる機械を同社では初めて導入した。

 原木置き場にはカラマツの丸太が積み上げられ、倉庫には製品になった板材が徐々に運び込まれている。月内には初出荷を予定している。同工場は「機械の調子は順調。今月いっぱいで軌道に乗せたい」としている。(安田義教)

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