かちまい・札幌医大医療セミナー 6月13日開催 申し込み受け付け
十勝毎日新聞社と札幌医科大学による包括連携協定事業「かちまい・札幌医大医療セミナー」が6月13日午後2時半から、帯広市内の北海道ホテルで開かれる。同大理事長・学長の山下敏彦氏らが登壇し、人生100年時代を健やかに過ごす秘訣を伝える。聴講無料。
同大の創基80周年を記念し、2部構成で行う。道民の健康維持・増進に向けた同大のさまざまな取り組みや、スポーツ医学に基づいたけがの予防にもつながる体づくりについて紹介する。会場でエクササイズも体験できる。各部の内容や申し込み方法は以下の通り。
■第1部(午後2時半から同3時10分)
【講師】札幌医科大学理事長・学長 山下敏彦氏
【テーマ】「北海道の元気のために 札幌医大の最新医療」
【内容】人生100年時代は、元気で健やかな「健康寿命」を伸ばすことが重要。その実現のために、同大はスポーツ医学や再生医療、医療DXなど最新の医療・医学研究を展開し、その成果を道民の健康維持・増進に応用することを目指している。取り組みの一端を紹介する。
<講師プロフィル>
1983年札幌医科大学医学部卒、87年 同大大学院卒、医学博士。88年ウェイン州立大学 (米国)にポスドク(博士研究員)として留学、99年にカルガリー大学(カナダ)にて在外研究。2002年に同大整形外科教授、14年に同大附属病院長。22年から同大理事長・学長を務める。主な専門分野は、整形外科(脊椎・脊髄外科)、神経再生医療、スポーツ医学
■第2部(午後3時20分から同4時20分)
【講師】札幌医科大学保健医療学部長 片寄正樹氏(帯広市出身)
【テーマ】「スポーツ医学が導く健やかで元気なライフパフォーマンス」
【内容】スポーツ医学はトップアスリートだけでなく、健康維持やケガの予防にも活用できる。同大は、オリンピック選手への医学的サポートの実績をもとに、「スポーツ医学 × ライフパフォーマンス」として、健やかに動ける身体づくりを支えている。今回はスポーツ医学の知見を日常に生かすポイントと、今日から実践できる身体コンディショニングの方法を紹介。人生100年時代をアクティブに楽しむヒントを伝える。
<講師プロフィル>
1963年、帯広市生まれ。1999年カナダ アルバータ大学大学院理学療法学修士課程修了。2007年札幌医科大学保健医療学部理学療法学第二講座教授。オリンピック選手のリハビリ指導などに長年従事し、20年に公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会・選手村医療担当課。22年から同大学理事・保健医療学部長。23年からは北海道スポーツ医・科学コンソーシアム運営委員会委員長を担う。
【講師】札幌医科大学保健医療学部 理学療法学第二講座講師 戸田創氏
【テーマ】良い姿勢の重要性 あなたの背中丸まっていないですか?(エクササイズ)
【内容】座ってできる「背骨曲げ伸ばし運動」「背骨回旋ストレッチ」を通じて、姿勢を改善するこつを伝える。
※当日は、帯広協会病院と帯広整形外科の理学療法士がエクササイズをサポート予定
<講師プロフィル>
2008年札幌医科大学保健医療学部理学療法学科卒、17年に博士課程(理学療法学)修了。08年から現在までNTC競技別強化拠点施設活用事業(スキー・ジャンプ)の理学療法士、11年にNTC競技別強化拠点施設活用事業(スピードスケート)の理学療法士。17年に第8回アジア冬季競技大会医療スタッフ、21年東京オリンピック・パラリンピック競技大会選手村総合診療所の理学療法士を担う。23年から北海道スポーツ医・科学コンソーシアムのアドミニストレーター。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。
■申し込み方法
整理券か、専用フォームで受け付け
※先着順、定員に達し次第、終了いたします。
■整理券配布場所
十勝毎日新聞社本社受付(帯広市東1南8)、かちまい緑西販売店(帯広市西17南4ノ8ノ17)、OCTVサービスセンター(同)、かちまい札内販売店(幕別町札内桜町83ノ3)、かちまい木野東販売店(音更町宝来東町北1ノ1ノ42)、帯広市民文化ホール(帯広市西5南11)、音更町文化センター(音更町木野西通15ノ8)、幕別町百年記念ホール(幕別町千住180)
■問い合わせ
十勝毎日新聞社社長室(0155・22・2121)