【写真特集】高木菜那さんの歩み 第一線で戦い世界の頂点に
平昌五輪のマススタート決勝で最後の直線で抜け出して競り合いを制した高木菜那選手(左)は、そのままフィニッシュをして金メダルを獲得(2018年2月)
スピードスケート女子の五輪金メダリストで現役引退を発表した幕別町出身の高木菜那選手(29)=日本電産サンキョー-帯南商高、札内中、札内北小=の歩みを写真で振り返る。
電子検索できる本紙アーカイブで、高木菜那選手が登場するのは1999年7月6日に行われた第24回幕別町陸上競技記録会が初めて。小学1年80メートルの部で15秒9のタイムで優勝を飾った。
スピードスケートは2000年から優勝の記録が掲載されている。2002年1月の幕別町民スピードスケート大会では、小学3年女子1000メートルで大会新となる1分52秒83で優勝するなど五輪金メダル選手の片鱗を見せている。
五輪には2014年のソチから3大会連続で出場。18年の平昌で女子団体追い抜き、女子マススタートで金メダルを獲得した。今年2月に行われた北京五輪では女子団体追い抜きで銀メダルを獲得した。
第9回全国小学生スプリント選手権で姉妹優勝した女子6年の部の高木菜那選手(右)と同4年の部の美帆選手(左、2005年1月)
第9回全国小学生スプリント選手権で姉妹優勝した女子6年の部の高木菜那選手(前列中央、2005年1月)
全十勝小・中スケート選手権の最終種目でトップに立ち、逆転で初の総合優勝を決めた高木菜那選手(2007年1月)
インターンシップで帯広ひまわり幼稚園を訪れ、園児に歓迎される高木菜那選手(中央、2010年2月)
日本電産サンキョー入りが内定し、高校最後のシーズンへ闘志を燃やす高木菜那選手(右、2010年11月)
ソチ五輪スケート選考会最終日 五輪代表に選ばれ、岡崎朋美さんに激励される高木菜那選手(右、2013年12月)
幕別町内で開かれた五輪選手5人と町民らの交流会で、ローラーブレードで滑りを披露する高木菜那選手・美帆選手(2016年10月)
帯広市で行われた冬季アジア大会の閉幕イベントで登場したばんえい競馬のリッキー号。そりに高木菜那選手(そり前列の赤いウエア)らを乗せてリンクを1周した(2017年2月)
平昌五輪の団体追い抜きで先頭に立ち後続の2人を引っ張る高木菜那選手(手前、2018年2月)
幕別町内で開かれたパレードでメダルを持って沿道の声援に応える高木菜那選手(左)、美帆選手(2018年4月)
スピードスケートナショナルチーム菅平公開練習でトレーニング中に談笑する(右から)高木菜那選手と押切美沙紀選手(2021年9月)
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・高木菜那が現役引退 スピードスケート金メダリスト-十勝毎日新聞電子版(2022/04/05)