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北海道十勝フード&ワインフェス 一流シェフらの料理に舌鼓

ワインや一流シェフらの料理が振る舞われ、参加者でにぎわうフェスティバル会場(5日午後8時半ごろ、新井拓海撮影)

 「北海道十勝フード&ワインフェスティバル」(実行委主催)が5日午後7時から、帯広市内の北海道ホテルで開かれた。200人を超える参加者が集い、一流シェフらが振る舞う食に舌鼓を打った。

 フェスティバルは、アイヌの踊りや音楽の保存会、カムイトウウポポ保存会によるムックリの演奏と鶴の舞「サロルンリムセ」で幕開けした。高橋勝坦大会長(帯広商工会議所会頭)が「食を通じて世界に十勝を発信していきたい」とあいさつ。実行委員長の後藤健市氏が乾杯の音頭をとった。

 ステージでは、エレゾ社(豊頃)の佐々木章太社長による鹿肉の解体ショーを披露。各シェフの紹介や、この日提供されたワインの説明などが行われた。

 市内の久保田範子さん(37)は「ハワイの料理がとてもおいしかった。今後も(イベントを)楽しみにしています」と話していた。

 同日午後4時半からはシンポジウムが開かれた。約150人が参加し、元国連教育科学文化機関(ユネスコ)戦略計画局外部資金協力部長・元アジア・太平洋無形文化遺産研究センター所長の荒田明夫氏による基調講演やトークセッションに耳を傾けた。
(牧内奏)

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