十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

広尾川上流でダイサギ撮影 町内の野鳥愛好家

広尾川上流で撮影されたダイサギ

 【広尾】広尾川の上流にダイサギ7羽が姿を見せ、町内の野鳥愛好家の男性(65)が撮影した。ダイサギは南方に住む鳥で、複数羽が一度に渡って来るのは珍しいという。

 男性によると、8日早朝に川の付近を通りかかった際、餌のようなものをついばむダイサギに遭遇。男性は「20代の頃から撮影しているが、初めて見た」と話す。

 ダイサギは日本最大級のサギで全長90センチほど。白い体と細長い首、くちばしが特徴。世界の熱帯、温帯地域に生息し、日本に渡って来る。日本野鳥の会十勝支部によると、サギ類はもともと南方で暮らすが、繁殖に失敗したり、繁殖しなかったりするものは本来の分布より北上する傾向がある。

 同支部の千嶋淳さんは「十勝での記録は1~3羽程度が多く、これだけの数が一度に渡来したのは比較的まれな事例といえる」としている。(伊藤亮太)

更新情報

廃校の木造校舎で映画祭 新得 10月12日から3日間

紙面イメージ

紙面イメージ

9.28(土)の紙面

ダウンロード一括(83MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME