幕別町、新シンボルマーク 忠類ナウマンゾウ図案に
【幕別】町は6日、旧忠類村との合併10周年記念事業として、新しいシンボルマークを発表した。最優秀賞は、幕別の「M」と忠類の「C」、ナウマンゾウを組み合わせた親しみやすいデザインとなっている。
町内外から昨年5、6月に公募し、町民投票、選考委員会の審査などを経て決定した。「一般の部」に218点、「子どもの部」に120点の応募があった。
最優秀賞を受賞したのは町札内西町のグラフィックデザイナー渡部貴大さん(41)。個人で開業している渡部さんは「町がますます発展・繁栄していくイメージでデザインした。子どもたちにも親しんでもらえるよう、愛着の持てるデザインになるよう心掛けた。自分の住んでいる町に貢献できればうれしい」と話している。
渡部さんのデザインは今後、町の発行する書類や旗、職員バッジなどさまざまな機会に使われる。
子どもの部子ども大賞を受賞したのは、札内東中2年の森永あみかさん(14)。町のキャラクター「パオくん」と「クマゲラくん」がパークゴルフ中に一休みしている様子を描き、町の地図や「10th」の字をシャボン玉で表現した。
森永さんは「パオくんの服を運動用にするなど工夫した。受賞するとは思わずうれしかった」と喜んだ。
渡部さん、森永さん、ご当地ナンバープレートをデザインした高倉健一さんの3人は、6日の合併10周年記念式典で飯田晴義町長から表彰された。(眞尾敦)